元ジャニーズJr.の岡本カウアンさん(26)が、ジャニー喜多川氏による性的被害を訴える会見を行い、東京・丸の内の日本外国特派員協会を選んだ理由のひとつが、日本のメディアがこの問題について報じにくい状況にあるためであることが明らかになりました。
しかし、この問題が完全に「黙殺」されるような状況は少しずつ変化しつつあるようです。
2023年4月12日午後、共同通信が会見の様子を報じ、大手紙などが掲載し、民放ラジオの夕方の全国ニュースでも報道されたとのことです。
CBCラジオは最初の項目で報じ、文化放送もニュース番組で会見に触れ、コメンテーターが解説するなど、関東ローカルであるこれらの番組以外にも、全国の放送局が会見を報じているようです。
岡本さんは会見で、「2016年にジャニーズ事務所を辞めるまでに、合計で15回から20回ほどジャニーさんから性的被害を受けました。
やっぱり事務所の今のトップの人たちや、事務所自体に認めてほしい」と訴えました。
このような被害を訴えることは、被害者にとっては勇気が必要なことであり、社会全体で真剣に受け止める必要があります。
今後、メディアがこの問題に対して真摯に向き合い、取り上げていくことを願います。